富山ひとり旅2日目。
この日は、今回の旅で一番楽しみにしていた黒部峡谷トロッコ電車へ向かいました。
富山駅から富山地方鉄道に乗り換えて宇奈月駅へ。そこからトロッコ列車に乗り継ぎ、猫又駅まで往復しました。
深い緑に囲まれた山々、谷を流れる川、いくつもの橋やトンネル。
窓のない車両に乗ったことで、景色だけでなく、風やひんやりとした空気まで感じられました。
この記事では、2026年8月に実際に乗った体験をもとに、車なしでの行き方や窓なし車両の乗り心地、服装、持ち物、猫又駅の様子などを紹介します。
※この記事は2026年8月訪問時の体験をもとにしています。料金・運行時間・車両・駅の状況などは変更される場合があります。訪問前に最新情報を公式サイトでご確認ください。
- 富山駅から黒部峡谷トロッコ電車へ|車なしで行ってみた
- トロッコ列車は約3週間前に予約
- リラックス車両から普通席へ変更
- 窓のない普通席に乗ってみた
- 座席は右側から景色を楽しみました
- 日差しは?帽子は必要?
- スマホストラップがあってよかった
- 荷物は少なめがおすすめ
- 走行中のアナウンスも楽しみのひとつ
- 途中ですれ違う人たちとの交流にほっこり
- 猫又駅に到着
- 帰りもトロッコ列車から景色を楽しむ
- 写真よりも、現地で感じる空気が印象に残った
- ひとり旅でも楽しめる?
- 黒部峡谷トロッコ電車の料金|2026年8月訪問時
- 黒部峡谷トロッコ電車に持っていってよかったもの
- 黒部峡谷トロッコ電車に乗る前に知っておきたいこと
- 黒部峡谷トロッコ電車に乗ってみて
- 富山2泊3日のひとり旅はこちら
富山駅から黒部峡谷トロッコ電車へ|車なしで行ってみた

今回の旅では車を使わず、公共交通機関で黒部峡谷へ向かいました。
私が利用したルートはこちら。
| 時間 | 行程 |
|---|---|
| 6:35 | 富山駅を出発 |
| 7:59 | 宇奈月駅に到着 |
| 8:17 | トロッコ列車に乗車 |
| 約40分 | 猫又駅に到着 |
| 約20分 | 猫又駅を散策 |
| 10:17 | 宇奈月駅に戻る |
朝早い出発でしたが、今回の旅で一番楽しみにしていた予定だったので、眠さよりも楽しみな気持ちのほうが大きかったです。
富山駅から宇奈月駅までは富山地方鉄道を利用。
宇奈月駅に到着すると、いよいよトロッコ列車です。
トロッコ列車は約3週間前に予約
トロッコ列車は、黒部峡谷鉄道の公式サイトから予約しました。
今回予約したのは、乗車日の約3週間前。
最初は「リラックス車両」を予約していました。
ところが、乗車前に調べていると、普通席のほうが窓のない車両だと分かりました。
せっかく黒部峡谷を走るなら、窓越しではなく、自然の空気を感じながら景色を楽しみたい。
そう思い、当日窓口で相談してみることにしました。
リラックス車両から普通席へ変更
当日、受付の方に車両変更について相談すると、普通席のほうが人気の席だと教えてもらいました。
幸い席が空いていたため、普通席へ変更。
窓口で変更手続きをしてもらい、差額の500円も返金してもらえました。
結果的に、今回は普通席に変更してよかったと思っています。
実際に乗ってみると、窓がないからこその開放感がありました。
窓のない普通席に乗ってみた

トロッコ列車の普通席は、背もたれがなく、比較的コンパクトな車両です。
広々とした列車という感じではなく、座席も少し狭く感じました。
ただ、座り心地は思っていたほど悪くありませんでした。
2026年8月のお盆休みに利用したこともあり、車内はほぼ満席に近い状態。
それでも、窓のない車両から見る黒部峡谷の景色はとても開放的でした。
真夏でもトンネルに入ると寒い
乗車前は、真夏なので「窓がないと暑いかな」と思っていました。
乗車するまでは半袖でちょうどいい暑さ。
ところが、宇奈月駅から離れて山の中へ進んでいくにつれて、少しずつ空気がひんやりしてきました。
そしてトンネルに入った瞬間、思わず「寒い」と感じるほど。
真夏なのに寒さを感じるという、ちょっと不思議な体験でした。
黒部峡谷にはトンネルがいくつもあり、そのたびにひんやりとした空気を感じます。
窓のない車両だからこそ、こうした気温や風の変化まで直接感じられたのだと思います。
真夏でも薄手の長袖を1枚持っていくのがおすすめです。
私はカバンに薄手の長袖を入れていたので、持ってきてよかったと思いました。
座席は右側から景色を楽しみました

今回乗ったときは、進行方向右側からダムなどの景色がよく見えたように感じました。
ただ、景色の見え方は運行状況などによって変わることもあると思うので、当日の案内も確認しておくとよさそうです。
また、外側の席は景色を撮影しやすかったです。
一方、真ん中の席だと人が写真に入り込みやすく、撮影は少し難しいと感じました。
写真をたくさん撮りたい場合は、外側の席に座れたらラッキーかもしれません。
日差しは?帽子は必要?

窓がないので、日差しが強いのも気になるところ。
実際に乗ってみると日差しはありましたが、屋根があり、山の木々で日陰になる場所も多かったので、思っていたほど暑さは感じませんでした。
ただ、帽子はあったほうが安心。
風があるので、飛ばされないようにひもなどが付いている帽子だとより安心だと思います。
なお、車内で日傘をさすことはできないので、日差し対策をするなら帽子などがよさそうです。
スマホストラップがあってよかった
トロッコ列車では、景色を撮影するためにスマホを取り出す機会が多くありました。
そこで持っていてよかったのが、スマホのストラップ。
窓のない車両なので、撮影中にうっかり手を滑らせてスマホを落としてしまったら大変です。
景色に夢中になってしまうからこそ、スマホを落とさないための対策はしておいてよかったと思いました。
荷物は少なめがおすすめ
普通席の車両はそれほど広くありません。
ほぼ満席の状態だったこともあり、大きな荷物を持っていると少し窮屈に感じそうでした。
今回は荷物をできるだけコンパクトにしていたので、特に困ることはありませんでした。
トロッコに乗る日は、荷物は必要最低限にしておくのがおすすめです。
靴はスニーカーで行きました。
猫又駅で少し散策することも考えると、歩きやすい靴が安心です。
走行中のアナウンスも楽しみのひとつ
トロッコ列車では、走行中に場所ごとの案内アナウンスが流れます。
「今どのあたりを走っているのか」を聞きながら進んでいくのが面白く、自分では見逃してしまいそうな橋やダムにも気づくことができました。
景色を眺めながらアナウンスを聞いていると、ただ列車に乗っているだけではなく、黒部峡谷について少しずつ知りながら進んでいるような感覚になります。
途中ですれ違う人たちとの交流にほっこり
もうひとつ印象に残ったのが、途中ですれ違う作業員の方や駅の関係者の方。
手を振ってくれる方がいて、こちらも自然と手を振り返してしまいました。
大きな観光地なのに、そこで働いている方との距離が近く感じられて、なんだかほっこり。
景色だけではなく、こうした小さな出来事も旅の思い出になりました。
猫又駅に到着

トロッコ列車に乗って約40分。
猫又駅に到着しました。
今回は猫又駅で少し降りて、周辺を散策。
滞在時間は約20分でした。
訪れた2026年8月時点では、まだ建設途中の場所もありましたが、フォトスポットなどもありました。
駅ではトイレ休憩をする方も多かったです。
20分ほどの滞在なので、ゆっくり観光するというよりは、駅周辺を少し見て回るくらいの時間。
散策したあとはトロッコ列車の席に戻り、折り返しの出発を待ちました。
帰りもトロッコ列車から景色を楽しむ

猫又駅から再びトロッコ列車に乗り、宇奈月駅へ。
行きとはまた少し違う景色を眺めながら戻っていきます。
深い緑の山々。
谷を流れる川。
橋を渡り、いくつものトンネルを抜けていく。
窓越しに見る景色とは違い、風を感じながら進んでいくので、まるで景色の中を走っているような感覚でした。
写真よりも、現地で感じる空気が印象に残った

黒部峡谷の景色は、写真で見てもきれいです。
でも、実際に行ってみると、写真では残しきれないものがありました。
トロッコ列車を吹き抜ける風。
トンネルに入ったときのひんやりした空気。
山の緑。
川の音。
橋を渡るときの景色。
こうしたものをその場で感じながら進んでいく時間が、思っていた以上に印象に残りました。
ひとり旅でも楽しめる?
今回ひとりでトロッコ列車に乗ってみて、ひとり旅との相性もいいと感じました。
景色を眺めながら、自分のペースでぼーっと過ごせるからです。
「次はここを見なきゃ」と予定を詰める必要もなく、気になった景色があれば眺める。
何もないところでは、ただ山や川を見ている。
そんな時間も心地よく感じました。
今回の富山旅では、観光地をいくつも巡るというより、このトロッコ列車に乗って景色を楽しむ時間そのものが、特別な思い出になりました。
黒部峡谷トロッコ電車の料金|2026年8月訪問時
今回利用した料金は以下の通りでした。
- 富山駅→宇奈月駅:1,570円
- トロッコ列車往復:3,420円
- 車両変更による返金:500円
- 実質合計:4,490円
※2026年8月の私の利用時の料金です。料金は変更される可能性があるため、最新の料金は公式サイトをご確認ください。
黒部峡谷トロッコ電車に持っていってよかったもの
今回実際に乗ってみて、持っていてよかったものをまとめます。
薄手の長袖
真夏でもトンネルの中はかなりひんやり。
半袖で乗車しましたが、カバンに入れていた薄手の長袖が役立ちました。
スマホストラップ
景色を撮影するなら、スマホを落とさないためにもあると安心です。
帽子
日差し対策にあると便利。
ただし風があるので、飛ばされないようにひも付きなどがおすすめです。
スニーカー
猫又駅で少し散策することも考えて、歩きやすい靴が安心です。
黒部峡谷トロッコ電車に乗る前に知っておきたいこと
実際に乗ってみて感じたことをまとめると、
- 真夏でもトンネル内はひんやりする
- 薄手の羽織ものがあると安心
- 窓がないので風や自然の空気を直接感じられる
- 外側の席は写真を撮りやすい
- 車内は広くないので荷物は少なめがおすすめ
- 日傘は使えないので帽子などで対策
- 帽子は飛ばされないように注意
- スマホストラップがあると安心
- スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめ
- お盆休みはほぼ満席に近かった
- 猫又駅の滞在時間は約20分だった
黒部峡谷トロッコ電車に乗ってみて

今回の富山旅で、黒部峡谷トロッコ電車は一番楽しみにしていた場所でした。
そして実際に乗ってみて、「ここまで来てよかった」と思える時間になりました。
深い緑の山々、谷を流れる川、橋やトンネル。
窓のない車両だからこそ、景色だけではなく風や空気の変化まで感じられました。
特に真夏なのにトンネルの中で「寒い」と感じたことは、今でも印象に残っています。
ひとり旅だったので、景色を眺めながら自分のペースでぼーっと過ごせたのもよかったです。
写真に残すだけではなく、その場所の空気を自分で感じる。
そんな旅の楽しみ方ができた、富山旅の中でも特別な時間でした。
富山2泊3日のひとり旅はこちら

今回の黒部峡谷トロッコ電車を含め、富山では2泊3日でひとり旅をしました。
車なしで巡ったルートや、実際に訪れたカフェ・観光スポット・グルメなどは、こちらの記事にまとめています。
富山をひとりでゆっくり旅してみたい方の参考になればうれしいです。

